【決定版】監査法人クライアント力の測り方!リクルーターも知らない情報をお見せします【監査法人】
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業種別の分析
ここからは、業種別にどの監査法人が強いのかという観点で見ていきたいと思います。
なお、以降は分析を単純化するため、多くの方が気になっているBig4について対象を絞りたいと思います。
業種別Top10分析
こちらのグラフは、各業種別でTop10のクライアントに絞り、法人ごとの監査報酬総額(左のグラフ)と、そのBig4内の割合(右のグラフ)を示しました。 皆さんの関与したい業種はいかがでしたでしょうか?私は以下のようなイメージを持ちました。
新日本・あずさ | 全体的にバランス良くクライアントを保持している。 |
トーマツ | 銀行・卸売(商社)・小売など、いくつかの業種で突出して強い。 |
あらた | あまり多くの業種を見ることは難しそうだが、一部の業種(自動車や機械)については、ビッグクライアントを持っている。 |
もしすでに行きたい業種がある方はこちらをもとに絞ってみる、ない方はご自身の興味のあるエリアなどについてみてみるといいかもしれないですね。
業種別Top3分析
こちらは、もう少し踏み込んでみて、業種別でTop3のみを対象に同じ分析を行ってみました。
特に業界のリーディングカンパニーをみたい!という意思のあるかたについては、こちらのほうが参考になるかもしれません。 トーマツってなんだか極端な構成になっていますが、特に大きい業界では覇権をとっているような状況でしょうか。
一方あずさはさすがは上場企業の監査報酬がNo1だけあって、ほぼすべての業種でビッグクライアントを持っているんですね。
なお、具体的にどこら辺のクライアントなのかというのは、この後の分析で見えてくると思うので、そちらをご覧ください。
監査法人業種別規模
こちらは、各Big4の監査法人について、業種別の規模の状況を表したグラフです。
その法人内でのプレゼンスの高さなども、これらによっているのではないかなと推測いたしますので、ぜひ参考にしてください。
というのも、その業界ではリーディングカンパニーだったとしても、場合によっては法人内ではそこまで大きな仕事と捉えれれていない可能性もございます。 あとは、監査報酬は先ほど記載したように、時間×単価ですので、監査報酬が少なければ人数だけでなく、個人の関与時間もそれほど多くなく、年間の関与時間も限られてしまう可能性もあります。
それでは続いてのページは、ネットワークファームとの関係性について、監査報酬の観点で見ていきましょう。
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